子犬をいきなり散歩デビューするのはやめた方が良いですよ！
人間もそうですが、いきなり初めての場所に行くと、
戸惑う事もあるかと思います。
子犬なら尚更です。
ここで、怖い体験や歩き心地などを体験させていると、
大人になっても、散歩など怖がらない犬になります。
まずは、屋外体験
近所に連れて行きます。
安全な場所で体験。
家の前のアスファルト道路、
近くに丘や小さな山、公園などあれば、そこで土の感触。
芝生など草のある平地や川原。
砂利や小石がゴロゴロした所など。
この様な環境は、今まで屋内にいた子犬は異次元の世界の事でしょう。
土の香りや石・草の感触を思いっきり体験させましょう。
ワクチン摂取がまだの場合や、色々な場所を体験するときは、
ダニ等に注意しましょう。
マダニなどは、葉の裏に引っ付いていて、
散歩で草むらに行こうものなら、
さっと犬に取り付こうとしますから、気をつけて下さい。
帰宅されましたら、ブラッシングを念入りにしましょう。
防ダニの洋服を着るのも良いです。
屋外は、他の犬のマーキングや犬と会う事が多いので、
子犬がマーキングを嗅いだり、他の犬と接触しないようにしましょう。
従属性の体験もさせる。
犬は後を追いかける習性がありますので、
子犬を離したら、飼い主が先を歩きましょう。
置いてけぼりになりたくないので、ヨチヨチと付いてきますよ。
犬社会では、リーダーが先を歩く習性があるので、
この頃から従属心を植え付けると、その後のしつけが楽になります。
体験の時間と距離、時期。
体験は子犬の体力次第ですね。
大体の目安としては、疲れない程度で、２０〜３０分
と言う所です。
距離的には、５００メートル位が、調度良いのではないでしょうか。
家の周りをぐるっと回る位です。
体験ですから程々に、時間があれば、
毎日違う体験をさせてやっても良いかなと思います。
大人になれば、４０分〜１時間位が、皆さんが散歩している時間です。
体験のタイミングですが、
生後１ヶ月〜３ヶ月以内に体験をさせるのが良いと思います。
その後、散歩デビューです。
リード・首輪練習
首輪は子犬にとって異物ですから、いきなり付けると嫌がります。
散歩デビューの前に首輪を慣らさせておくと良いですよ。
方法は簡単です。
ハンカチやスカーフなどを子犬の首に巻きつけます。
首に巻くのが慣れてきたら、今度は首輪をつけて、
部屋に離します。
首輪が慣れてきたら、今度はリードです。
首輪にリードを付けて、そのまま部屋に離します。
リードをズルズル引っ張って、部屋の中を自由に歩き回るので、
リードが何かに、引っかからない様に見守りながら、
そのままにします。
慣れたら、初めての散歩に出かけましょう。
散歩に慣れてきたら。
私も、あったのですが最初の散歩は、体験ですから決まった場所で短いですが、
慣れてくると、なんか遠出したくなるのです。
ちょっと足を伸ばすと、違う風景や人通りも違います。
コースを変更すると、今まであった事ないワンちゃんが結構いるんですね。
初めてですから、相手のワンちゃんも興味津々です。
犬慣れしているワンちゃんならいいのですが、
たまに、無茶苦茶吠えて、こっちに来ようとするワンちゃんがいます。
この場合は、ワンちゃんを抱っこして守りましょう。
そして、その場から離れた方が良いです。
そのまま、居るといつまでも吠え掛からられたり、
寄ってきて、飛びついて私のワンちゃんに噛みつこうとしたりする、
とんでもないワンちゃんもいるのです。
ありえないですが、野良犬と遭遇した時もあります。
こう言う場合は、感染症も心配ですから直ぐに退散した方が良いです。
こう言う事もありますから、
犬が嫌いな匂いのするスプレーを持っていると安心です。
ペットショップやアマゾンなどのインターネット上にたくさんありますので、
探してみて下さい。
たまに、大型犬と遭遇する時もありますが、
そんな時は、スプレーでは間に合いません。
大体は飼い主がいますから安心ですが、脱走してきた犬が危ないです。
万が一、襲ってくる可能性もありますから、
その場合は、もっと強力なスタンガンなどを持っていると安心です。
また、散歩していると子供が寄って来て、
色々なお菓子や駄菓子屋から買ってきた、
イカの燻製などを与えようとするので、
これも絶対に食べさせない様にした方が良いです。
ワンちゃんが食べてはいけない物も多く含まれています。
下手すると中毒症で、死に至る時もあります。
子供と遭遇した場合は、食べ物を与えないでねと言うと良いです。
最初のうちは、好奇心で遠くに行ってしまいがちなので、
地図などをみてから、ある程度コースを絞って行くことをオススメします。
闇雲に行っていると、帰りが辛いです。
ドジな話ですが、以前遠くに行きすぎて、
タクシーで帰って来たことがあります。（笑）
優しい運転手さんだったので、乗せてもらいましたが、
通常は断られることが多いですから、気をつけて下さいね。
ここまで、読んでくださりありがとうございました。
