子犬をドライブに連れて行くには、車によく慣らしてからが良いと思います。
生後3ヶ月の社会化期に車に慣らす事が重要です。
いきなり車に載せると、怖がったり、暴れたり、窓から飛び出すかも知れません。
車に乗る機会は多く、子犬の頃から慣れさせることは大切です。
少しずつ車に慣れる事で、安心してドライブが出来ます。
車に慣れさせる。
1段階
まず、エンジンが掛かっていない車に載せて様子を見ましょう。
2段階
バックやトートバックに子犬を入れ、座席から吊るすと良いです。
こんなの↓
エンジンをかけます。
しばらくそのままにしてエンジンの音や振動に慣れさせます。
3段階
車に慣れて来たら、子犬をクレートに入れます。
近所を少しだけ回って車から降ろします。
ちょっとづつ距離を長くして行きます。
クレートは、後部座席か後部座席の足元に起きます。
この時、窓を少し開け外の風を入れてあげます。
必ずクレートに入れましょう。
ほとんど飼い主が、犬を車の中に放し飼いにしているところを見ますが、
それはそれで気持ちは解ります。
ワンコの事と安全運転を考えればクレート必須です。
クレートは沢山種類が有ります。↓ 一部を掲載していますが、好みのクレートを探しましょう。
私も、車の中で犬を放し飼いにしていた時が有りました、
これは、とっても危険です。
ワンちゃんにとっても人間にとっても危険です。
こんな事が有りました。
事例1
ワンちゃんを車で放し飼いをしていた時、
急に自転車に乗った子供が角から出て来ました。
とっさに、急ブレーキをかけました。
後ろ座席に行っていたワンちゃんが、
後ろ座席から吹っ飛び、前のフロントガラスに叩きつけれました。
幸い、車のスピードが遅かった為、
ワンちゃんもダメージはなかったようですが・・・
車は少しのスピードでも慣性の法則で、物が動き続けようとするので、
ワンちゃんが吹っ飛んだのです。
この時は、びっくりしました。
もう少し、スピードが出て入れば、
骨折や下手したら打撲で死亡するかも知れません。
肝が冷えました。
事例2
車で放し飼いしていた時、ワンちゃんにとって、
車の窓の外に興味深い事があったと思います。
ワンちゃんは急に興奮して、
運転席のハンドルと足の間に入ってグイグイとハンドルを押します。
ハンドルを持つ手が押されて、車が反対車線に出ようとした事が有りました。
そして、何を考えたか運転席とフロントガラスの間のダッシュボードに
乗って、ワンちゃんの体で前方の視界が見えなくなりました。
とっさに、手が届いたので良かったのですが、
これが、高速道路や有料道路のスピードが出ている所だったら、
恐ろしいことになる可能性大です。
一般道路だったのですが、そこに子供や高齢者がふらっと出て来た所に、
前方が一瞬でも見えなかったら、死亡事故に繋がるかも知れません。
私は、たまたま運が良かったのだと思います。
私はこのような事があってから、必ずクレートに入れて
ドライブするようにしています。
何かあってからでは、遅いです。
ワンちゃんの行動は、奇想天外ですから気をつけて下さい。
万が一でも、このような事がないように、
クレートに入れてドライブする事が基本です。
長距離ドライブする時も、基本クレートから出すのは避けた方が良いです。
高速道路など、パーキングに止まるたびにクレートから出していると、
パーキング止まるたびに、ワンちゃんも出してもらえると思いますので、
癖が着いてしまい、無駄吠えや、暴れたりする事になりかねませんので、
避けましょう。
ドライブに出る時は、数時間前から食事は与えないようにしましょう。
車酔いの原因になります。
水分は車に乗せる前に、少しだけ上げると良いです。
車の中は、冬でも天気が良いと猛烈に暑くなります。
温度管理だけは常時気にかけましょう。
もちろん、長時間のドライブはタイミングを見て、
トイレタイムや休憩を取らせる事は大事です。
連続5時間以上車に乗せるのは犬の健康に良くないのでやめましょう。
クレートは犬にとっても居心地が良い
クレートは四方を狭い壁に守られているので、ワンちゃんにとっても、
安心できる場所になります。
クレートは、動かないようにクッションなどで固定すると尚良いですよ。
ワンちゃんとのドライブの注意点でした。
クレートに入れて、ワンちゃんとの快適なドライブを楽しみましょう。
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ここまで、読んでくださりありがとうございました。