原産国:ベルギー・フランス
体重:1.6〜2.2㎏
体高:約28㎝
毛色:トライカラー・白地黒・白地茶色班
特徴
パピヨン犬は、骨格は丈夫で、ガシッとしています。
全身を絹のような毛で覆われ、尾や胸など飾り毛があります。
性格
スパニエル犬から引き継いだ、鳥猟犬種犬の血を引き継いでいます。
優雅な感じですが、活発で度量が備わっています。
記憶力が良く、好奇心が旺盛です。
神経質なところは、少なく可愛い子です。
沿革
トイ・スパニエル(小さなスパニエル)と言う原種で、ルイ14世の時代に宮廷で大流行となる。
15世紀以降、マリーアントワネット妃他、ヨーロッパ貴族の愛玩犬として愛される。
19世紀頃、スピッツやチワワとの交配により、耳が立った今の形になった。
見た目が蝶のような形から、パピヨンと呼ばれたた。
(パピヨンとはフランス語で蝶を意味しています。)

出典:pixabay
寿命
12〜15年
メンテナンス
被毛は非常に多く、絹ような毛で、シングルコートですので、
(稀にダブルコートのパピヨンがいるそうです。)
抜け毛は少ないですが、ブラッシングはこまめにしないといけません。
トリミングの必要なし。
パピヨンは凄く、活発に動きます。
好奇心旺盛ですので、甘やかしていると振り回されますので、
しっかりとした、しつけが必要です。
しつけ方をしっかり身につけて、振り回されないようしましょう。
パピヨンは、頭が良く、運動能力が非常に高い犬種です。
競技会などで見られるのはそのためです。

出典:pixabay
ピクニックなど、一緒にアウトドアに出かけてボール遊びなどをすると、
とっても楽しめると思います。
運動不足気味のあなたには、うってつけのワンちゃんです。
屋内でも、活発に動きますが、外に散歩に行かないと、運動不足によりストレスがたまり、
普段の生活に支障が出てきますので、散歩には頻繁に連れて行きましょう。
活発ですから、雑木林などに突っ込んで行く事がありますので、リードをきちっとつけてから、
外出しましょう。
何故ならば、毛が長いので、草木の茂った所に入ると、ダニが付いてしまい、病気の原因にもなってしまいます。
現在では、ダニ防止の服もありますので、万が一の事を考えて服を着せるようにした方が良いでしょう。
リードを外して、遊ばせるととっても喜びますので、広いドッグランなどがあれば、
積極的に利用したいです。
草原が近くにあればいいですけどね。
滅多に、そんなところはないので、なるべく広い所に、たまに連れって行ってあげると良いですね!
かかりやすい病気
パピヨンは、運動能力が非常に高いので、屋内でも活発に動きます。
ベッドやソファー・テーブルなど簡単にジャップしたりしますので、
足の膝の蓋が外れる病気があります。
小型犬特有ではありますが、活発に動く分可能性が高まります。
膝蓋骨脱臼症
ワンちゃんが、歩行が困難の様子があったり、排便がおかしい時は疑ってみて、
おかしければ、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。
眼瞼内反症
目の瞼が、内側にめくれるままになっている病気です。
そのままにしておくと、目が擦れてしまって、角膜炎・結膜炎になってしまいます。
遺伝的で先天性がある病気。
進行性網膜萎縮症
網膜が萎縮する病気です。
パピヨンがかかりやすい病気の一つです。
読んで字のごとく、網膜が萎縮して、視力が落ち、少し暗い場所で物にぶつかるなどして行きます。
このような、場合はすぐに、動物病院へ連れて行きましょう。
パピヨンは、小さくて華麗なワンちゃんですが、病気になると弱いので、
普段からのワンちゃんとのコミニケーションやスキンシップが、大事になります。
いつもスキンシップなどを、密にしていれば早期発見できるので、
愛玩犬を長生きさせる為にも、いつも気にかけてあげて下さい。
最後まで、読んでくださりありがとうございました。