人間もさることながら、ペットの世界も遂に老後の問題が出て来ました。
現在、ペットの平均寿命は25年前に比べて、1.5倍にも伸びています。
ペットの高齢化は進んでおり、現在300万頭のペットが、高齢化しています。
医療の進化のおかげで、長生きになっています。
飼い主が、高齢者の場合、飼い主の方が介護状態になってしまう事もあります。
今まで、たっぷりの愛情で、飼い主をサポートしてきたワンちゃん達。
最近、進出して来た老犬介護施設を調べて見ました。
なぜ、老犬介護施設
高齢者が一人でペットを飼っている人が多く。
飼い主自身が、施設に入るなどした場合、
ペットを世話する人がいなくなると言う現象が起こっています。
ほとんどの場合、ご子息が、ペットを預かり、
老犬の場合は、老犬介護施設を利用する形になると言うことです。
ご子息の自宅が、ペット禁止のマンションだったりすると預かる事ができません。
この様な、場合も施設を利用する動機になっています。
老犬介護施設のメリット
介護施設の良いところは、犬の病状によって介護の方針を決め、
こと細く世話をしていくところです。
寝たきりになっているペットは、自分でご飯を食べられない為、
一日の基準の摂取量に満たす為、一日8回の流動食をスポイドの様な器具
(シリンジ)で、ご飯を食べさせたり、
病状によってご飯を変えるなどしてもらえます。
また、寝返りを打たせたり、排泄のサポート、
散歩も、一日に3回朝、昼、夕方に分けて行ったり。
ペットに詳しい専門スタッフが行っています。
ペットの介護や一時預かりの関連はこれ以上無い位、充実しています。
料金は、高額です。
目安は、小型犬一日換算で、約1,650円(月約50,000円)で、
利用できるそうです。
老犬介護施設デメリット
まだ、まだ、数が少ないのが現状です。
料金も高額。
デメリットと言うより、
悪徳業者に気をつける事に、気を使った方が良さそうです。
ほとんどの老犬介護施設を謳っている業者は、
ペットホテルとしての申請をして、開業しています。
比較的簡単に申請でき、誰でも開業できるところに、
落とし穴が有ります。
この、悪徳業者に引っかからない様にするには、
実際に、施設を見学し、どの様な環境で世話されているのか、
施設の設備、人の観察などをすれば大体わかるそうです。
何より契約書をしっかり確認する事も大切です。
また、施設のスタッフが動物の愛護に真剣に取り組んでいる人か、
そうで無いかも、見るポイントとして有ります。
大切なワンちゃんが、酷い扱いを受ける事になりかねません。
今まで、家庭を明るくしてくれたり、癒してくれたり、
寂しい時は、友達になってくれた、ペット達です。
もし、老犬介護施設を検討している場合には、
悪徳業者に捕まらない様、注意して欲しいです。
愛玩していたペットが、最後は酷い目にあって、
苦しむことだけは、避けたいです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。