久しぶりの長崎ですが、吉宗(よっそう)の浜町本店、茶碗蒸し定食を頂きました。
長崎の郷土料理の一つですが、他に有名なところで言うと卓袱料理があります。
卓袱料理では創業寛永19年、花月が有名ですが、ここは史跡料亭という珍しい指定となっています。
何と言っても、坂本龍馬の刀傷が残っている、相当歴史的価値のある料亭です。
話を吉宗に戻します。
吉宗のお店の入り口を入ると、千と千尋の神隠し 油屋の中の感じに似ていて、古さと懐かしさを感じる店内です。
お食事するところは、2階でしたが上の写真がそうです。
店内の廊下には、真っ赤なフロアーカーペットが!
階段にも敷かれています。
何か幕末の雰囲気が感じられていい感じです。
名物吉宗定食
早速ですが、今回頂いた吉宗定食を食べてみます。
これです↓
すいません、蓋を開けずに写真を撮ってしまいました。
人が少なかったせいか、すぐに出て来ました、スピードはちょっと驚きました。
蓋が閉まっていますが、左が、錦糸卵や魚のそぼろのどんぶりです。
右は、吉宗の定番茶碗蒸しです。
奥の茶色の物体は、なんと豚の角煮です。
名物、定食の写真はメニューの写真を撮影していました!
中身が見えているので良かったです。↓
メニューの写真と実際出てきた定食は微妙に違っていました。
小鉢がメニューより一品少なく、果物もみかんからイチゴに変わっています。
小鉢が一品少なかったのは少しショックでした。
イチゴは生クリームの上に乗せてありました。
クリスマスの時期にお伺いしたので、クリスマス仕様?でしょうか。
粋な仕様ですか。
気なる味の部分ですが、全体的に薄味で茶碗蒸しは甘めの味付けです。
九州は全体的に甘めの味が主流です。
関東方面は、醤油味の辛めの味が主流ですが、九州は違います。
うどんのスープも甘めで、出汁がかなり強く出ています。
昆布の出汁が強いですね。
関東方面の方が来たら、甘めの味で物足りのないかもしれませんが。
全体的には、品のいい味に仕上がっていて、私は非常に美味しく感じました。
豚の角煮も非常に柔らかくて、口の中で溶ける感じですね。
価格は名物の写真にもありますが、2,376円まこんなもんですかね?
場所は、細い路地が入り組んだ長崎浜市観光通商店街を横切る路地の狭い場所にあります。
お店は、赤提灯がたくさん並んでいるのですぐわかると思います。
長崎においでの際は、ぜひ寄ってみて下さい。
店内も落ち着く感じで、すごく美味しいので満足できると思います。
お酒が好きなノンベーの方も、この路地付近には面白い店も沢山ありますので、オススメです。