イタリアン・グレーハウンドとは

By クリスティーナ (Flickr) [CC BY 2.0], via Wikimedia Commons

 

初めて、イタリアン・グレーハウンドに出会った時は、正直驚いてしまいました。

なぜかというと、元々毛が超短毛と知らずに、こんなに毛を短くカットして、

風邪ひきませんか?と思わず、飼い主に聞いてしまって大恥をかいた私です。

 

イタリアン・グレーハウンドは、歴史が有り、太古から知られている犬です。

さかのぼると、紀元前数千年から古代のギリシャ時代にも、存在していた事が判っています。

 

文献には、ローマ時代に存在が確認されていて、貴婦人の愛玩犬で人気だったらしいのです。

なんと、ポンペイの大噴火の遺跡から、飼い犬とみられる、

鎖に繋がれたグレー・ハウンドが化石として発見されたりしています。

 

17世紀に、イギリスで小型化が行われ現在に至っている。

古くは、古代エジプトでファラオ宮殿にいたとされる、小型のグレイハウンドの子孫と言うことになります。

 

以前、ドッグランで2回ほど、イタリアン・グレーハウンドにあった事がありました。

飼い主さんから、お話を聞いて意外なところがあるんだなと記憶しています。

警戒心が高く、初めて合うような時は、人見知りをしてしまう犬種でした。

一途に、飼い主さんにベタベタという感じです。

 

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特徴は

 

体重:5㎏

体高:32〜38㎝

色:イザベラ(ベージュ)・ブラック・グレー

 

頭は細長く、グレーハウンドのような容姿をしています。

全体的に筋肉質で、肌は薄く、張り付いたような感じです。

素晴らしく、スマートな体型です。

 

一度、走り出すとそれはもう、早い!

犬のF1とまで、言われているのです。

見た目で、なんとなく想像ができます。

 

体は、非常にしなやかで筋肉質、足が長く容姿は素晴らしいですね。

古くから、王族や貴族の間で人気があり、歴史的にも古く、息長く愛された犬種です。

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性格は

一見、狩猟犬を思わせ、やんちゃなところがあると思いきや。

愛情が深く、家族思いで、すごく大人しい犬なんです。

ただ、感覚が鋭すぎて、敏感肌です。

神経質と言った方がわかり易いかもしれません。

 

ドッグランなどに連れて行くときには、注意が必要で、強そうな犬なんですが、

大人しいので、他の犬などから喧嘩を売られると弱いので、怪我をしてしまう事があります、

その辺を考慮して、飼い主がいつも見守ってやらなくてはいけません。

 

飼い方で気を使う点としては

全体的に、頑丈なんですが、足が長い分、骨折や脱臼などに注意が必要です。

屋内で飼う場合、フローリングや段差の高いところなど、転びやすく骨折などの原因になるので

カーペットや絨毯を引いて転倒防止策を施しましょう。

 

2階などの階段も、フローリングタイプでは、非常に危険ですから、

2階に上がらないように、柵などを設けて、安全対策に気を配っていた方が良いでしょう。

 

また、食事にも気を使ってあげるとなお良いですね!

おデブちゃんになって、足の膝などに負担がかかると、

膝蓋骨脱臼などになってしまいます。(足の膝の皿が外れてしまう)

 

イタリアン・グレーハウンドは寒さにめっぽう弱い犬種です。

理由は、上毛のみのシングルコート+極短毛の為に、寒さを防寒する事ができないのです。

体の割には、吠える声が太いと言う特徴もあります。

 

寒い冬は、暖かい服を着せてあげて、散歩に出かけるのが良いと思います。

 

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しつけの注意点としては

物凄く、内気な性格の犬ですので、自己主張があまりできない犬なんです。

生後3ヶ月までに、沢山の社会経験をしておくことをオススメします。

身体能力はすごいですが、品種改良の影響で、骨格が細くなってしまい、

骨折や脱臼などが不安要素です。

 

 

この子を連れていると、優雅な感じがしますね。

 

ここまで、読んでくださりありがとうございました。

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