ゴールデンレトリーバーは、元気が良くて、人懐っこい犬です。
優雅な姿は魅力ある可愛い犬種です。
ゴールデンレトリーバーの歴史
原産国は、イギリス（スコットランド）です。
ツウィードマウス卿が１９世紀の半ばに、
交配により作り出したのが、起源と言われています。
1865年にダッドリー・マーシュバンクス伯爵が、
小型犬のニューファウンドランド犬と組み合わせて、
ウェイビーコーテッド・レトリーバー
↓
ツウィード・ウォーター・スパニエル
↓
アイリッシュ・セッター
↓
ブラッドハウンド
↓
ゴールデンレトリーバー
この様な経緯でゴールデンレトリーバーは誕生したのです。
ケンネルクラブに登録されたのは、
１９０３年に、フラットコート－ゴールデンとして登録され、
１９１１年に別物のゴールデンレトリーバーとして登録されました。
ゴールデンレトリーバーはどんな性格？
ゴールデンレトリーバーは、「人間と共に仕事をする」をコンセプトに作られた犬種です。
その為、飼いやすい犬種として知られています。
水鳥猟を目的に作られた犬種ですから、泳ぎが得意です。
捕らえた水鳥が、ダメージを受けない様に、くわえて来る知性も備えています。
人間と共にが、コンセプトですから頭が良く、知的で温和と言われます。
人間の言う事をよく聞き、一緒に遊んだり、一緒に寄り添う事ができる犬です。
この様な、性格ですから孤独を嫌います。
忍耐力や気遣いも優れています。
飼い主との信頼関係も重視する犬種となっています。
飼いやすい犬ですが、
ゴールデンレトリーバーの性格をよく知って、しつけを確実に行う事をしないと、
人間を傷つける場合もあります。
死亡事故も発生しています。
事故は、人間がほったらかしにしたり、しつけを十分に行わない事で、
起こる可能性がある犬種です。
しっかり愛情を持ったしつけをしていきましょう。
ゴールデンレトリーバーの寿命
大型犬ですから、寿命は短いです。
大型犬は体の負担も大きいのが原因です。
寿命の平均は、１０年〜１２年と言われています。
生後７年も経つと老犬として取り扱われます。
食欲も旺盛ですから、食事の管理は非常に大切で、肥満になりがちです。
生後７歳になれば、食事の種類も考えて与えていかなければなりません。
脂質の低いフードと栄養のバランスが重要です。
獣医師によく聞いて、食事を考えると良いですよ。
ゴールデンレトリーバーの管理
季節の変わり目の換毛期には、物凄く毛が抜ける犬種です。
日頃のブラッシングは欠かせません。
先端が尖っているブラシは使ってはいけません。
皮膚が敏感なので、皮膚が痛まない様に清潔を保つことが大切です。
シャンプーは毛が水を弾くので、予め十分に濡らしてからシャンプーをすると、
スムーズにシャンプーできます。
ゴールデンレトリーバーは遺伝的要素で、股関節に問題がある事が多い様です。
日頃の、観察が早期発見になるので、しっかり観察していきましょう。
まとめ
ゴールデンレトリーバーは、人間に対して服従心や忠実心をもつ穏やかな犬です。
知性も十分にあって、人間の気持ちも分かっているのでパートナーしては、
十分にこなせます。
ただ、孤独を嫌うので、ほったらかしにしたりすると、
ストレスがかかり、人間を傷つける事があります。
より人間に近い感情を持っている、ゴールデンレトリーバーは、
自分の位置をよく観察しているので、
自分があまり愛情を掛けられていない事も把握しています。
とにかく、感情が豊かなんです。
ゴールデンレトリーバーを飼う希望の方は、
一生しっかりと愛情を掛けられて、孤独や疎外感を感じさせない様な、
飼育が必要になります。
しっかりした、犬との信頼関係が築ければ、
ゴールデンレトリーバーは、その思いをしっかりと答えてくれる犬種だと思います。
理想は、一心同体的な気持ちが必要です。
ここまで、読んでくださりありがとうございました。
