動物愛護センターで犬が処分される頭数は、26年度21,593匹でした。(環境省調べ)
10年前に比べ、犬の処分の数は、かなり減りましたが、
それでも、年間に処分される犬は、かなりな数に上がります。
民間の愛護団体が、努力をして下さっているおかげです。
捨てる理由
繁殖販売会社が、繁殖の為に産ませるだけ産ませて、子を産めなくなったら、
保健所に連れて行き処分する例も多くあります。
また、飼い主が、賄いきれなくなった結果、
山に捨てに行ったり、動物愛護センターに直接持って行ったりしています。
犬と生活が出来なくなった、それこそ不幸になった典型です。
犬が不幸な結果になった原因。
業者の卑劣な行為は別問題ですので、この事については改めて掲載します。
個人の飼い主が、犬を処分する動機として、
色々と調べていると、「時間」というキーワードが出てきました。
- 飲み会・デート・旅行。
- 会社の長時間勤務。
- 会社の出張。
- 飼い主の入院。
上記の他に色々とたくさんの理由があります。
注視すべきは、一人暮らしの人で、会社・友達の飲み会、残業、旅行など
ペットの世話が時間的に出来ない事を理由に、
ペットを手放す人がいるという事です。
責任を持って里親を探すのならば良いのですが、
捨てたり、保健所に持って行く等するのは、
人間の身勝手な行動です。
特に一人暮らしの方は、時間的に厳しい事は十分にわかりますが、
時間的な事でペットを飼うのが難しい場合は、
ペットを飼うのは遠慮した方が良いですね。
寂しさを紛らわす為や癒しを求めている事はわかりますが、
捨てたり、処分する等は言語道断です。
犬を捨てる人の傾向とは
犬を捨てる人の言い分を見て見ましたが、
本当に酷いものです。
このような事を言っている人もいます。
犬と飼い主の関係が合わなかったから。
要するに性格の不一致という事でしょうか?
内容は、
言う事を聞かない、吠える、噛み付く
粗相をするなどです。
犬を飼っている事で、追い詰められたや、
高い値段で購入したから、それを捨てる事は、
凄く勿体無い事だから、それ相応の覚悟をしているなど。
また、
飼い主が追い詰められて犬を捨て、誰かいい人に拾われたら、
その犬も幸せだと思うなど。
犬も魂を持ち、感情があり、命がある事を忘れているのでは?
犬を物質として考えていると思われます。
縁あって、そのワンちゃんが飼い主と縁を持った訳ですから、
辛い時も楽しい時も悲しい時も、時間を共有する事になるのです。
それを、一方的に飼い主の考え方1つで捨てる事は、
責任感が欠如していと同時に、愛情も欠如しているのでは無いかと思われます。
犬を捨てる傾向の人は、身勝手さと無責任、
自分以外の気持ちが解らない人となります。
まとめ
お願いしたいのは、もしペットが飼えなくなった場合は、
民間の愛護団体などに里親の要請か相談をしてみる事です。
必ず、良い方向が見えると信じています。
行政の動物愛護センターに持って行く事は、
最長10日で処分される事を知って頂きたいのです。
人の身勝手な考え方で、1つの可愛い命が消滅するのです。
この様な事があってもいいのでしょうか?
私は、あってはならない事だと思っています。
犬を飼った理由は何ですか?
これが、問題だと思っています。
アクセサリー的な事。
周囲に羨ましがれる為。
世話の事を考えず、可愛いだけで飼ってしまった。
単なる、寂しさを癒す為。
上記の様な理由で飼っている人はいないと思いたいです。
犬は賢く、人間のパートナーになれる存在です。
良い、パートナーにする為には飼い主の努力が必要なのです。
良い事を学ばせ、ワンちゃんに人間のルールを教えて、
社会化を教育すれば、本当に素晴らしいワンちゃんになってくれます。
一人暮らしの人は、人一倍犬を飼う事に対して、
工夫としつけを徹底して考えて貰いたいと思います。
偉そうな事を言っていますが、1つの命が消滅するのですから、
犬を勝手に捨てる事だけはやめて貰いたいです。
ここまで、読んでくださりありがとうございました。