【犬の症状】水を飲むのが、極端に多い時の考えられる病気

犬の食事風景イメージ
出典:photoAC

季節の変化や、温度の変化によって、犬の飲む水の量は変わります。

基本的には、よく飲見ます。

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1日に犬が水を飲む目安

※体重別1日の摂取カロリー目安

 離乳期(カロリー)幼年期(カロリー)成年期(カロリー)熟年期(カロリー)高齢期(カロリー)
超小型犬5キロ以下220〜720180〜600120〜400100〜33090〜310
小型犬5〜10キロ720〜1,210600〜1,010400〜670330〜560310〜520
中型犬10〜20キロ1,210〜2,0401,010〜1,700670〜1,120560〜940520〜870
大型犬20〜40キロ2,040〜3,4401,700〜2,8601,120〜1,890940〜1,570870〜1,470 

 1日の摂取カロリー=1日の水摂取量cc

食事の摂取カロリーが水の摂取量になりますから、

食事を除外して、上記目安を大きく超えている様でしたら、

何らかの病気を疑った方が良さそです。

 

ワンちゃんに水を飲ませる時に便利なのが、ペットボトル。

容器の容量が決まっているので、1日の必要摂取量を用意して、

飲ませると便利です。

 

季節の変化や、気温の高低差で水を飲む量は増減します。

また、運動をした時も運動量によって水を飲みます。

疑わしい場合は、獣医師から診断してもらう事が大切です。

 

◉パンティング

犬が下を出して、はーはー言っていますが、これがパンティングです。

犬は汗線を持っていないので、体温が高い時は体温を調整しなければなりません。

体内温度が高い時に、下を出して体内の温度を調整しています。

下の唾液を蒸発させる事で、体温を調整しているのです。

病気では有りません。

 

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水をよく飲む時の疑われる病気

糖尿病

進行がかなり進んでから、症状が現れる事が多い。

人間と同じで、糖尿病になると体内の糖が正常に吸収されなくなり、

食事量が多いのに、痩せていく事になります。

結果、糖が血液中に多く残り糖を体が排出しようとして、

尿が多く排出され、水を多く飲む事になります。

体重の増減も有ります。

日頃から、水分量、体重の短期間での増減も気をつけましょう。

加齢による病気の発症も有ります。

腎臓病

腎臓は、必要な塩分、水分、ミネラルを再吸収し、必要な栄養を体内に戻そうとします。

この再吸収のシステムが壊れると、大量に血中の水分が吐き出されて行きます。

体内の水分が、大量に無くなる為、水を大量に飲む様な事になります。

副腎皮質機能亢進症

副腎皮質のホルモンが異常に分泌される事によって起こる病気です。

まず、典型的な症状として、多食多飲が挙げられます。

毛が抜けて、その後も生えてこない事やかゆみが無い脱毛なども

症状として有ります。

さらに、腹部が膨らんできたりします。

 

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まとめ

この様な、症状が現れたら直ぐに、獣医師の診断を受けましょう。

 

実際、ジャックラッセルテリアを飼っている知り合いの方が、

水を異常に飲み、食欲が異常に有り、体重が短期間に増減する事が

有りました。

 

私も、良くそのワンちゃんに会っていたのですが、

痩せていたのに、最近太った様な気がしていました、

抱っこした時も、いつもよりずしっとしていましたので、

食べさせ過ぎじゃないか?

と言った事が有りました。

 

飼い主は、食欲が旺盛なので、高齢期に差し掛かっている事もあり、

シニア用のドッグフードを与えていたそうです。

 

そすると、みるみる痩せて言ったそうですが、

あまりにも水を飲むのでおかしいと思い病院に言ったところ、

クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)と糖尿病を併発しているそうです。

獣医師の見解によると、ジャックラッセルテリアは、遺伝的にこの病気に、

罹りやすいという事なので、心配しています。

 

その方が、後悔していたのは体重の増減が会った時に、

獣医師に早めに相談すれば良かったと言っています。

 

人間も同じで、早期発見、早期治療が大切ですね。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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