犬は、ストレスを飼い主が知らないうちに、受けている可能性があるのです。
どんな時にストレスが掛かり、ストレスが掛かるとどうなるのか調べて見ました。
目次
よく見られる行動
犬が1つの箇所を延々と舐めている。
尻尾を追いかけてぐるぐるしつこく追いかけている。
散歩中、よく草を食べる。
急に攻撃的になった。
無駄吠えをよくする様になった。
同じ場所を行ったり来たりうろうろしている。
ずっとうずくまって動かない。
代表的なストレスのかかった状態です。
他にも、いつもと違った行動をしていたり観察していると、
飼い主も何となくおかしいなと思う事があるはずです。
まずは疑う事が大切で、ストレスのサインを見逃さない様にしないといけません。
子供がいる場合など、子供に気を取られて、
ストレスや病気のサインを見逃しがちになってしまい、
手遅れになってしまう事があります。
日頃から、愛犬の状態を、注意深く見る癖をつけておきましょう。
考えられるストレスの原因。
ご飯を満足に食べていない。
運動量が極端に少ない。(散歩に行っていない)
一緒に遊んでやっていない。(相手をしてやっていない)
何らかの病気。(てんかんなど)
愛情をかけていない。(放置・留守がち)
一緒に遊んでやってない場合や放置するなどは、飼い主の資質に問題があるので、
犬を飼うべきではありません。
一刻も早く、家族に相談したり、里親を見つけてやって下さい。
また、仕事で忙しい場合や、留守がちになる場合も犬にストレスが掛かります。
一番恐ろしいのが、大変な病気にかかっている場合です。
上記の様なストレス状態が続くと、病気に移行したり、
病気が元でストレス状態になったり、様々です。
何れにしても、犬にはよくない状態ですから、原因を取り除いてやる事が大切です。
血尿
大きく分けて2つの原因
1.感染症によるものと、食べ物による中毒
2.がん・膀胱炎・前立腺肥大など
チョコレートや玉ねぎ、落ちている人間の薬はかなり危険です。
誤飲した為に起こる、中毒症です。
マメに掃除する事が、危険を排除するのに有効です。
何れにしても、中毒症か疾患かわからないので、間髪入れず直ぐに病院です。
血便
これも、硬いウンチをした時に起こる肛門の裂傷などで起こる場合と、
疾患で、腸内のポリープやがん・異物の誤飲・寄生虫などによる出血が有ります。
見分け方は
鮮やかな鮮血か黒ずんだねっとりの血液によって大まかな判断ができます。
鮮やかな鮮血の場合は、肛門の出口近くで出血したと考えられます。
黒ずんだねっとり状態ので、便に付いている場合は、
お腹の深い部分で相当量の血が出血している事が考えられます。
鮮やかな鮮血の血が便についている場合は様子見です。
治まらなかったり、犬がぐったりしている場合は直ぐに病院へ!
黒ずんだ血液が付いている場合は、一刻も早く病院へ行きましょう。
大病が隠れている場合が有ります。
吐く症状
犬が吐くという症状は、異物を排出したいか、整腸作用・不安・食べ過ぎ・消化不良・空腹など、
様々原因があります。
また、車酔いや熱中症などが原因の場合もよく有ります。
特に夏場は車の後部座席などは、高温になりがちなので注意して下さい。
基本的に様子見ですが、慢性的に吐く症状が続く場合は気をつけなくてはなりません。
考えられる症状は、感染症・消化器の病気・全体的な臓器の疾患が挙げられます。
嘔吐物の色にも注目
空腹時に多いのは黄色や白の泡の様な状態の嘔吐物です。
これは、逆流性胃炎です。
空腹時に、胃の中に消化液が逆流して胃壁などに炎症が起こり、
この様な色の嘔吐物が出ます。
茶色ががって便臭がしたりした場合は、腸閉塞などを疑った方が良い様です。
犬の状態
元気
連続した嘔吐がない
別の症状が併発してない
こんな場合は、様子見した方が良さそうです。
逆に、こんな場合は直ぐに獣医師の元へ!
苦しがっている
元気が無く、ぐったりしている
発熱がある
ずっと嘔吐が続いている
下痢を併発している
こんな場合は、病院へ一刻も早く連れていましょう。
犬が震える
震える原因は様々です。
重大な病気もあれば、わざと震えていたり、
単に恐怖心・警戒心や寒さから来るものがある様です。
ネットを見ていると、色々な重大な病気の様に言っている人もいますが、
神経質に慌てる必要はありません。
私が、以前飼っていた愛犬も足を引きずっていたので、慌てて病院に行ったのですが、
何も悪い所はありませんでした。
病院の先生からは、様子を見て下さいと言われたので様子を見ていると、
また、足を引きずる症状が出たので様子を見ていると、普通に歩き出したので、
あれ!っと思って見ていたんです。
すると、ある決まった行動を、私が起こした時にそれが起こると解ったのです。
外出する時です。
以前、階段から落ちてワンちゃんが足を痛めた時に、
看護を手厚くしたことを覚えていたのでしょう。
長時間の外出の時に限って、足を引きずるのです。
構って欲しかったのですね。
これには参りました。
獣医師に報告した所、仮病を犬は使うことがあるらしいのです。
びっくりですね。
犬の震えももしかしたら、構って欲しくて震えているかも知れません。
様子を見ましょう。
様子を見て、犬が慢性的に震えが止まらなかったりした場合は、
獣医師に見せた方が良いと思います。
もちろん、重大な病気が隠れている事も有りますので、見極めて下さい。
まとめ
ストレスと病気は密接な関連性があります。
ストレスの原因を除去しても、症状が治まらない場合は、
病気になっている可能性があります。
血便や血尿は病気ですが、ストレスが原因でなる事が多いです。
人間も同じですね。
ワンちゃんがストレスにならない様に環境を整備したり、
愛情をしっかり与えてやればほぼ、ストレスはないでしょう。
けれども、一人暮らしや、夫婦共働きなど時代の流れで、
大きく環境が変わる事が有ります。
どうしても犬が十分に賄えない場合は、里親や実家に出す相談をしなくてはいけません。
ストレスを放置すると、人様に迷惑な犬になったり、噛み付いたり、無駄吠えなど、
結果として、飼い主が困ることになります。
ワンちゃんをしっかり観察して、健康なワンちゃんを維持し、
飼い主も快適なペットライフを送れる様、頑張っていきましょう!
ここまで、読んでくださりありがとうございました。