中国の広西チワン族自治区玉林(ユーリン)市で、行われている祭で、
恐ろしいことに、犬猫を食べる事がメインの祭り(犬肉祭)です。
毎年6月に行われている。
この言葉を見ただけで、ぞっとするのは私だけだろうか。
玉林(ユーリン)市の市民は取材に対してこの様な声を上げていると言う。
「世界の人々も、牛や豚を食べているではないか!同じ様に犬を食べているだけだ。」
確かに、この言い分は間違っていないと思います。
しかし、世界での犬の認識は、
人間とパートナーもしくは、家族の様な位置付けになっていて、
決して食用とは想像すらしていないのが世界の見方です。
伝統的な祭りではない
昔から、中国東北部と南部で犬の肉を食べる風習があるのですが。
伝統的な祭りではありません。
1995年以降出来た祭りです。
ライチと犬の肉を一緒に食べる祭り。
犬猫の食用販売業者が、犬猫の食用肉の販売を促進する為に、
この犬肉祭を始めたと言う事です。
犬猫の食肉用の肉は、普段普通に市場で販売されていて、
年に一度の販売促進祭りの様なものなんです。
慣れていない、日本人は異常な事に感じられるのでしょう。
私も非常に、おぞましく感じられます。
世界で猛反対
世界で猛反対している愛犬家が、声を上げて反対運動を長らく推進していました。
そのロビー活動が世界に広がり、やっと中国政府も本腰を入れて、対策に乗り出しました。
そして、この抗議に対して法律で取り締まる案を決定し、
全面禁止を発効する模様です。
6月15日が法律発効の様で、
違反すれば最大で10万元(120万円)の罰金が課されると言う事です。
※2018年、中国当局は現在も静観中との事。
世界の反対派が猛反発している中、中国政府も何らかの策を実行しなければならない状況ではないでしょうか?
更におぞましいのが、
犬が苦しんで息を引き取ると、美味しくなると言う定説が信じられていて、
苦しむ時にアドレナリンが分泌し、
それが美味しさに繋がると言われているのです。
全くもって、おぞましい限りです。
犬食文化の国
- 韓国・北朝鮮
- 中国
- 台湾
- 日本
- ベトナム
- バリ島
- ポリネシア
- ミクロネシア
- 北米
- 中南米
- ヨーロッパ
こうして見ると、意外に犬食をしている文化は世界中に有るのですね。
ただし、現代のヨーロッパ・白人圏は犬を食べるなど、持ってのほかと考えるている様で、
犬を食べるなど外道と思われている。
古代から見ると、意外にも世界中で食べられていた様です。
中東は犬を食べる事について、宗教的にタブーな事も有り、
犬食文化は無い。
しかしながら、飢饉が発生した時などは、宗教の法学者が、
宗教的に発言権を持ち、犬を食べても良いと言う事も有る様だ。
背に腹は変えられないと言う事でしょうか?
驚いたのが、日本もかつて、犬を食べる文化が有りました。
現在でも、赤犬を食べる店が有り驚く限りです。
まとめ
日本のほとんどの人は犬の食肉に対して、
嫌悪感があるでしょう。
しかし、日本にもイルカやクジラを食べる風習があって、
グリーンピースの団体から、抗議活動を受けたりしています。
日本は国民性が大人しいのか、あまり表立って抗議活動はしないですが、
中国はあからさまで、愛犬家などが酷すぎると言うと、
オリジナルな食文化だと言って一歩も引かず。
愛犬家との間で、暴動騒ぎも起こっている模様です。
何れにしても、人類は動物の命を奪って生存していることは明らか。
犬と猫だけ食肉は反対と言っても、
理解できる人と出来ない人がいるのは理解できます。
しかも、犬の肉を食べる文化がある以上、当の民族は罪悪感などなく、
犬の肉を食べるのは、当たり前になっているのでしょう。
私も、食肉牛を直接見た日には、その日は牛肉は食べられません。
しかし、時が経つと忘れてしまい、ステーキの店に行くと、
「お腹減った美味しそう」となるのです。
結局、人類は動物の肉を食べる捕食者なんですね。
悲しいですが、それが現実です。
犬は昔から家族の様な状態で接して来た私には、
感情的な部分からやはり許せない感じです。
あなたは、どう思われますでしょうか?
ここまで、読んでくださりありがとうございました。
他にも下記のような事件が発生しています。
是非ご覧ください。↓
愛犬の留守番に困ったらこちら↓