犬猫合わせて、昨年度、年間約10万匹が動物愛護センターに持ち込まれ、
処分の対象になりました。
動物愛護団体のおかげで、年々処分の数が減り続けています。
良い兆候ですね。
しかし、ここに来て動物愛護団体の傘に紛れて、利益をむさぼる団体もいる事も事実です。
動物愛護センターから引き取った、犬猫をお金に変える錬金術師たちもいるのです。
里親制度とはどうのようなシステムなのでしょうか?
里親制度とは
人の集まる道の駅や、街の中心地で、サークルに入られた犬猫たちが、展示され、
見に来た人が、その犬猫を気に入れば譲渡される仕組みです。
展示されている犬猫たちは、ほとんどの場合、動物愛護センターからの引き取りです。
他には、街の野良猫・野良犬を一般人が保護して、動物愛護団体に持ち込まれたり、
愛護団体が、直接保護する場合も有ります。
この犬猫たちを、去勢手術やワクチン投与などを施したり、
時には、病気や障害を持つ個体には、手術を施したりして、
新たな飼い主へ譲渡する制度です。
申し込みや具体的な方法については、下記参照して下さい。
[blogcard url=”http://www.haac.or.jp/fp_system.aspx″]人と動物の会
(※たまたま分かり易く説明されていましたので、こちらのリンク貼らさせて頂いています。)
いかがでしたでしょうか?
結構な手間と審査が有ります。
この手続きと審査を経て、めでたく里親になれるのです。
個々の団体で申し込み方法は、若干違うとは思いますが、大体流れは同じです。
利益主義の愛護団体に注意
今回の中心は、この話題です。
純粋に処分を減らす動物愛護団体を運営し、必要以上に利益に走らず、
動物愛護センター(保健所)の処分を減らす活動をされている方には、
関係のない話ですが、動物愛護を掲げてビジネスにし、
犬猫達を利用して、必要以上の利益を取ろうとしている人たちです。
その一番の収益源が、治療費や餌代等の実費経費を里親に負担させる。
と言う物です。
当たり前のように思うかもしれませんが、
この実費経費と言うのは、愛護団体が自由に決められます。
ここを上手く設定すれば、利益が上がる仕組みです。
また、寄付金なども収益源になっています。
確かに、犬猫を保護する為には、結構な経費が掛かりますから、
団体が、ボランティアの募集をして、
そのボランティアが、自腹で払って保護しています。
ひどい場合には、犬猫の里親が決まり里親になった方が、
今まで掛かった実費費用を支払いますが、
その犬猫をボランティアで保護している人には、
愛護団体から一銭も支払われない事もあるのです。
複雑な組織運営で、組織団体が儲かるシステムを、巧妙に作っていると思われます。
直接保健所(動物愛護センター)から譲り受けると。
ちなみに、動物愛護センター(保健所)から直接譲り受ける場合は、
基本無料です。
自治体によって違いますが高額では有りません。
自治体よっては、狂犬病接種を受けたかどうか等の、
証明も提出しないといけません。
ある程度の、実費費用がどうしても掛かる様です。
譲り受ける場合は審査が必要で、マッチングから始まり、
住宅の審査や一定の条件をクリヤーして里親になれます。
問い合わせをして見るのも1つの方法です。
また、捨て犬になり、
二度と愛護センターに戻ってこないようにと言う施作です。
本当は、直接動物愛護センターから、里親を譲り受ける方が良いのかもしれません。
愛護団体の闇
このような、利益主義の団体は、巧妙な方法で利益を上げています。
結果的には、年間の動物愛護センターの処分が、減って来ているのは、
このような団体がいるおかげで、処分される犬猫たちが、減って来ている事も有ります。
皮肉な事実です。
犬猫たちを助ける為には、いやらしい話、お金が掛かってしまうのです。
利益が出なければ、愛護団体の存続も難しいでしょう。
ただ、許せないのは必要以上の利益を取る団体です。
団体の主催者が、高級車を乗り回し、
贅沢な生活をしているのはちょっと違うと思います。
その方達は、動物愛護に貢献している自負があるので、
ドヤ顔で、どこが悪いのかと。
私は、その利益の半分でも再度、動物の愛護に真剣に使ってもらいたいと、
願ってやみません。
利益主義過ぎる団体からは、犬猫を貰わない様にしたいです。
闇の愛護団体を見極め、そのような団体からは貰い受けたくないですね。
ここまで、読んで下さり有難うございました。