噛みつき事故は年間数千件にも及びます、
飼い犬が人に噛み付く事故が多発しています。
あなたのワンちゃんは大丈夫でしょうか?
あなたのワンちゃんが、まさか人に噛み付くなんて、
考えたこともないと思います。
犬は、気分が突然変わる事があります。
たまたま気分が悪いのか、それとも、
何かいけ好かない事がある時に、
う〜っといって、近づけない時がありますよね。
こんな時に散歩に行ったりすると犬が可愛いので、周りの子供や人が、
撫でようとした時、ガブッと噛み付いたら大変なことになります。
犬種にもよりますが、犬は気分が変わり易いのです。
犬の噛む力
一体犬の噛む力はどれ位でしょう?
小型犬:瞬間で約100㎏
大型犬:瞬間で約160㎏
人間の噛む力は、約58㎏
大型犬になると、人間の約3倍です。
これで、噛まれたら、ひとたまりもありません。
損害賠償金
飼い犬が、人を噛んだ場合、責任は飼い主に有ります。
法律に書いてあるんですね。
ひと昔前までは、軽い怪我でしたら、話し合いで住んでいましたが、
最近は訴訟沙汰に発展することもあります。
過失が大きい場合、1000万円を超える事例もあるほどです。
但し、訴訟を起こす事はほとんどないです。
何故ならば、弁護士費用や時間等、かなりな出費と労力がかかるからです。
最近は、犬の損害に対する弁護士費用を賄ってくれる保険もあります。
ほとんどが1億円ですが、最近は無制限も有るようです。
訴訟しやすい環境になってきています。
万が一、人に噛みつき怪我をさせてしまったら
まず、相手の連絡先や名前を聞き、
そして自分の名前と住所、連絡先をきちんと明示する事が大切です。
怪我をさせてしまったら、病院の手配・子供であれば、保護者に連絡。
出血が酷い時には、救急車なども呼びましょう。
このような、誠心誠意と早い対応が、後々良い方向に行きますので、
素早い対応が望まれます。
最近もありましたが、
犬が赤ちゃんに噛みつき死亡に至ったケースが有りました。
結果、犬は保健所に連れて行かれ、処分になりました。
もちろん、裁判沙汰になっていますが、
大変重い、判決が出るでしょう。
犬も飼い主も不幸になってしまいます。
保険種類と適用保険。
◉飼い主側
損害保険の適用になります。
個人損害賠償保険という保険です。
単体では、難しいですが、
傷害保険・生命保険や車の保険に付帯する事で補償がつける事ができます。
非常に安い掛け金で、1億円までの補償が多いです。
最近は、無制限というのも有るようです。
この保険は、他人に損害を与えた時に出る保険です。
傷害保険に、オプションとして一緒に付帯していれば、
飼い主が自分の飼い犬から噛まれた場合でも、
補償の対象になりますから、便利です。
犬の事故以外でも、ショッピングで高価なインテリア等を誤って壊したり、
割ったりした場合も適用になるありがたい保険です。
保険を使うときは、当事者同士で示談を進めず、全て保険会社の指示に従い、
保険会社に任せる事が大切です。
◉噛まれた側
基本健康保険が適用できます。
本来は、出来るのですが病院側が利益を取りたいが為に、
自由診療を強制する悪徳病院もありますので、そのような場合は
病院を変わった方が良いでしょう。
健康保険なら、3割負担ですので、加害者側の負担も減ります。
万が一、このような事故が発生した場合は落ち着いて、
相手の怪我を手厚く見守る事が大切です。
保険に加入している方は、保険会社に任せましょう。
私が、以前犬を飼っていた時の話ですが、
犬の散歩仲間の知人の犬が、人に噛み付いてしまったのです。
歯が食い込み、犬は噛み付くと引きちぎる感じになる為、
出血も酷かったらしいのですが、通院費用や手術費用なので、
300万円位の費用を払ったと言っていました。
今も、その事で悩んでいます。
噛み付いた部位ににもよりますが、後々後遺症などが残ったり、
傷跡なども残る為、一生の十字架を背負う事になります。
やはり、犬の散歩の時は十分に注意していれば防げることも多いので、
くれぐれもこんな事にならないようにお願いします。
ここまで、読んでくださりありがとうございました。