犬の寿命は人間に換算すると何才になるのか、気なりますね。
大まかに、出た数字がこれです。
10〜13才
人間でいうと60才〜96才。
犬の寿命は、犬種によっても違いますので、一概には言えませんが、全犬種の平均データとの事です。
意外と長生きじゃないですか?
私が飼っていた頃は、親の時代も含めせいぜい8年。
それ位だったと思います。
ということは、寿命がかなり伸びたと言えるのではないでしょうか。
原因は色々ありますが、やはり医療の発達、ドッグフードの質の向上や、
飼い主のペットに対する知識が増えた為ではないでしょうか。
人間の年齢に換算した計算方法を下記に掲載します。
犬の年齢計算式(人間換算)
◉「小型・中型犬」(2才以降の計算)
24+(犬の年齢−2年)×4
こちらは、2才までの年齢換算。↓
犬 | 人間 |
1ヶ月 | 1才 |
3ヶ月 | 5才 |
6ヶ月 | 9才 |
9ヶ月 | 13才 |
1年 | 17才 |
1年6ヶ月 | 20才 |
小型犬・中型犬は、最初の2年で24才まで年を取り、
3年目からは、4才ずつ年が進みます。
◉「大型犬」(1才以降の計算)
12+(犬の年齢−1年)×7
最初の1年で12才まで年を取り、
2年目からは、7才ずつ年を取ります。
どのようにして、この基礎が考え出されたのかは詳しくわかりませんが、
素晴らしい計算方法を考え出したなと感心させられます。
犬の平均寿命を伸ばす背景
原因はズバリ、専用フードと医療機関の充実。
その昔、ペットが病院に掛かっている姿は滅多に見なかった。
犬は、どこの家庭にも存在していましたが、病気にかかれば、寿命という、
風土がありました。
ここ30年くらい前から、動物病院も増え始め、
農水省の資料によると、平成27年12月時点で、全国15,463件
もの動物病院施設があります。
30年位前は、約9,000件位でしたので、大幅に増えています。
しかし、ここのところ、ペットを所有している人口は減少気味です。
とはいえ、見た目ではペット産業はいい感じです。
動物病院では、人間が受けるものと同等の医療が受けられるとか。
健康診断は、もはや当たり前に行い、糞便検査、レントゲン、感染予防
血液検査、超音波検査など充実している。
こんな背景から、平均寿命が犬は14.7才、猫は14.82才まで伸びているそうだ。
ここで、問題になっているのが、ペットの老化による、ペットの老後問題です。
人間と同じように、老化による介護が必要になっていて、それ専門の業者もいるそうです。
老犬ケアというそうですが、
老犬ホームの紹介や相談などを一手に行なっている会社もある。
- トイレの介護
- 認知症への対応
- 寝たきりによる床ずれ対策
- 食事の介護方
- 散歩のサポート
- グルーミングの仕方など
この上なく、ペットは幸せな環境にあるのかもしれないですね。
下手をすれば、人間よりも充実した介護を受けるペットも今後出てくるのではないでしょうか。
今やペットは、自分の子供以上の存在になりつつあり、
長年癒してくれたペットの思い入れは想像以上です。