ワンちゃんによる、アレルギー症状が出る場合があります。
飼う前に、良く調べてから飼いましょう。
病院でパッチ検査などを受けてから、飼う方が良いかもしれません。
劇症型アレルギーになる可能性もあります。
犬の分泌物に人間が反応して、鼻水やくしゃみ、湿疹などが最初に現れます。
そのまま放置すると、稀に死に至る怖いアレルギー。
怖いアレルギーを調べてみました。
原因
原因は、犬のリポカインという物質と言われています。
リポカインは5種類ほどに分かれていて、人間がどの種類に反応するかは、
わかりません。
犬の皮膚から、分泌しているリポカインはフケや被毛に吸着し、
屋内で、掃除不足や不潔にしているとリポカインの濃度が上がり、
人間がその許容範囲を、越えると発症します。
まさに、時限爆弾のような物です。
人間の体内で、リポカインの血中濃度が、ある濃度に達すると
発症すると言われています。
これには、個人差が有り発症は人それぞれ異なります。
今の医学では、まだ、有効な手段が見つかっていない模様です。
酷い例になると、アナフィラキシーを発症し、
吐き気・血圧低下・せき・呼吸困難・全身の発疹を伴います。
進むと死に至る事もあるそうです。
特に赤ちゃんなどは、免疫系統が十分に発達していないので、
十分注意しなければなりません。
予防・対策
アレルギーは、突然発症したり、
時限爆弾のように、ある時が来ると爆発的に症状が出る厄介な病気です。
犬を飼い始めて、3年後や5年後に発症する事もあります。
やはり、疑わしいアレルゲンを、病院で検査してから飼うことが望ましいです。
対策や予防策がないわけではありませんが、以下に説明します。
境界を作る
まず、人間とワンちゃんとの際目を設置する事です。
理想的なのは、犬の部屋と人間が活動する部屋を別にする事です。
掃除をこまめに
掃除機などでフケ・被毛を吸い取ったり、水拭きしたりして、
屋内にあるアレルゲンを除去する事です。
掃除機は、アレルゲンを撒き散らす危険性があるので、
撒き散らさない掃除機をチョイスするしかありません。
ダ◯ソンなどが良いと思います。
空気清浄機設置も効果的です。(高性能)
近づけない
犬のアレルゲンは唾液にも含まれていますので、
顔を舐めさせたり、キスをしたりすると、
アレルゲンがダイレクトに体内に入り込む為、
お勧めできません。
せっかく可愛いワンちゃんを家族として迎え入れたのに、
境目を作って、あまり接触してはいけない事になります。
人間もワンちゃんもこれでは、何の為のペットかわからなくなってしまいます。
やはり、赤ちゃんや幼児がいる時期に、ペットを飼うのは、
やめていた方が良いかもしれませんね。
どうしても、飼いたい場合には、病院で検査を受けてから、
飼い始めるのが、万が一の対策としては良いでしょう。
しかし、リポカインが有力なアレルゲンとは、断定できていない為
病院の先生などに、相談するなどして見解を聞いてみるの良いと思います。
人間と犬が不幸な出会いにならないように、祈るばかりです。
ps
私も、アレルギーに悩まされている人間ですが、
幸い犬アレルギーは発症しておりません。
アレルギーの検査は、かなり受けた方ですが、
特定のアレルゲンには反応せず。
今もって、アレルゲンを特定できていません。
酷い時は、ステロイド系の点鼻薬やアレルギーの症状を抑える
薬を飲んで、一時的に凌いでいるにすぎません。
多種多様なアレルゲンが、この世には存在していて
はっきり言って、お医者さんもお手上げの状態です。
運よく、アレルゲンが見つかれば、有効な対策を打てますが、
多くの場合、難しいのが現状です。
ハウスダストや飛散している様々な花粉、化学物質が概ね
原因ですが、部屋を空気清浄機とこまめに掃除機で掃除、
雑巾掛けする事で、やはり治っていますので、
犬のアレルゲンに対しても、こまめに清潔にすることが、
やはり予防になると信じています。
人それぞれの、反応が違う為こうなるんですね。
アレルギーは本当に厄介です。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。