海外の動物病院はお国によって、料金の開きがあるようです。
飼い主の考え方によっては、旅行にペットと同伴で行きたい方もいるはずです。
万が一、ペットが渡航先で病気なったら、医療費など、どうなっているのでしょうか?
日本と比べてどうなのか、調べてみました。
アメリカの動物病院の相場
診察をして貰うだけで、薬などなしで、約100ドル掛かるそうです。
薬や手術を伴う物になると、その前にレントゲンをとる場合も有ると思いますが、
多額の費用が掛かることになります。
初診料 約100ドル
レントゲン一枚に付き 約200ドル
入院 約250ドル
他、必要な検査なども含めると、合計で2,000ドルとなる様です。
州などによっても、料金に格差があって、5,000ドル位掛かるところもあるようです。
保険は高額で、掛けていない方も多いといいます。
集中治療室など、宿泊を伴う場合は、約500ドル取る所も有る様です。
日本円で、約20〜50万円と高額です。
アメリカで、動物病院に掛かると高額な費用を取られるようですね、
出かける前には、予算を考えて渡航した方が良さそうです。
ヨーロッパの動物病院相場
ヨーロッパの医療費の相場は、アメリカほど高くは無いようです。
初診料から一般的な診療で、約5万円もあれば良いですが、
日本の医療に比べて、若干高い感じがします。
これに、手術や薬代など1つ1つカウントすれば、
病気の種類によっては、うん十万掛かる場合もあるようです。
ヨーロッパも高めですね。
中国の動物病院
中国は意外とリーズナブルです。
初診料 40元(1元=1.6円)
手術〜レントゲン 300〜500元
など、日本の動物病院とさほど変わらないようです。
2万円もあればなんとかなりそうです。
他アジア
韓国などは、約2万円が相場で
お国の物価にも影響しますが、5000〜10,000円位あれば安心できそうです。
日本でもそうですが、ぼったくりの動物病院も有りますので注意が必要です。
予め、相場を頭に入れていれば、高いか普通か相場か分かりますので、
最新の情報を仕入れて、万全の準備をして行きましょう。
日本の動物病院
最後に日本の動物病院の相場についてですが、
小型犬から大型犬、猫までの月平均は、約8,560円
年間にして、約102,720円掛かっています。
年間の回数で見ると、約7回ほど病院を利用しています。
これらを見ると、ペットの施術によっても違いますが、
平均でこれだけ掛かっていると言うことです。
意外と、世界の医療費に比べてリーズナブルな料金と思います。
ペット保険は年間高くても3万円位掛かりますから、
ペット保険を利用するのも有りかなと思っています。
ペット保険は、利用基準などが有りますので、十分に理解して、
利用すれば良いかなと思っています。
ペット保険の海外適用できるの
日本のペット保険の約款には、日本国内で治療を受ける場合に有効で、
海外での治療については対象にならないと、どこの保険会社も書いて有ります。
海外では、日本のペット保険は使えませんので、注意が必要です。
まとめ
海外で、ペットが万が一病気や怪我をすると、先進国では高額で、
発展途上のお国では、安いという事が言えるようです。
獣医師の技量もやはり、医療費の高低によって、かなりな開きがあるようです。
私は、海外にペットを連れて行くことは考えてないですが、
これから先、海外でのペット同伴を考えている方は、予算を考えていないと、
思わぬ、出費を強いられそうですね。
ペットを海外に連れて行くには、同時に検疫も気をつけなければなりません。
知り合いが、シンガポールからペットを連れて、日本にやって来る場合や、
逆に日本から、シンガポールに連れて行く場合も、意外と厳しい検疫があって、
すぐに、入国する事が、難しかったような覚えがあります。
予めの準備に加え、一定期間の時間が必要でした。
しかし、特定の国から連れて来る場合は、特定の検査項目を獣医師の証明があれば、
スムーズに渡航できるようになりました。
もちろん、書類の不備がなければですが。
ジステンパーやパルボウィルスの予防接種が義務づけられています。
渡航の14日以上前に申請が必要な場合がほとんどです。
必要な書類は輸出検疫証明書
英文の獣医師による証明書など必要な書類が有りますので準備を万端に!
行きたい、国によって、準備する書類や係留期間なども違いが有りますので、
気をつけて頂きたいと思います。
ここに詳しく書いて有ります。
いざとなって、ペットが入国出来ない様な事が無いようにしましょう!
ここまで、読んで下さり有難うございました。