原産国:ベルギー・フランス
体重:1.6〜2.2㎏
体高:約28㎝
毛色:トライカラー・白地黒・白地茶色班
特徴
パピヨン犬は、骨格は丈夫で、ガシッとしています。
全身を絹のような毛で覆われ、尾や胸など飾り毛があります。
性格
スパニエル犬から引き継いだ、鳥猟犬種犬の血を引き継いでいます。
優雅な感じですが、活発で度量が備わっています。
記憶力が良く、好奇心が旺盛です。
神経質なところは、少なく可愛い子です。
沿革
トイ・スパニエル(小さなスパニエル)と言う原種で、ルイ14世の時代に宮廷で大流行となる。
15世紀以降、マリーアントワネット妃他、ヨーロッパ貴族の愛玩犬として愛される。
19世紀頃、スピッツやチワワとの交配により、耳が立った今の形になった。
見た目が蝶のような形から、パピヨンと呼ばれたた。
(パピヨンとはフランス語で蝶を意味しています。)
寿命
12〜15年
メンテナンス
被毛は非常に多く、絹ような毛で、シングルコートですので、
(稀にダブルコートのパピヨンがいるそうです。)
抜け毛は少ないですが、ブラッシングはこまめにしないといけません。
トリミングの必要なし。
パピヨンは凄く、活発に動きます。
好奇心旺盛ですので、甘やかしていると振り回されますので、
しっかりとした、しつけが必要です。
しつけ方をしっかり身につけて、振り回されないようしましょう。
パピヨンは、頭が良く、運動能力が非常に高い犬種です。
競技会などで見られるのはそのためです。
ピクニックなど、一緒にアウトドアに出かけてボール遊びなどをすると、
とっても楽しめると思います。
運動不足気味のあなたには、うってつけのワンちゃんです。
屋内でも、活発に動きますが、外に散歩に行かないと、運動不足によりストレスがたまり、
普段の生活に支障が出てきますので、散歩には頻繁に連れて行きましょう。
活発ですから、雑木林などに突っ込んで行く事がありますので、リードをきちっとつけてから、
外出しましょう。
何故ならば、毛が長いので、草木の茂った所に入ると、ダニが付いてしまい、病気の原因にもなってしまいます。
現在では、ダニ防止の服もありますので、万が一の事を考えて服を着せるようにした方が良いでしょう。
リードを外して、遊ばせるととっても喜びますので、広いドッグランなどがあれば、
積極的に利用したいです。
草原が近くにあればいいですけどね。
滅多に、そんなところはないので、なるべく広い所に、たまに連れって行ってあげると良いですね!
かかりやすい病気
パピヨンは、運動能力が非常に高いので、屋内でも活発に動きます。
ベッドやソファー・テーブルなど簡単にジャップしたりしますので、
足の膝の蓋が外れる病気があります。
小型犬特有ではありますが、活発に動く分可能性が高まります。
膝蓋骨脱臼症
ワンちゃんが、歩行が困難の様子があったり、排便がおかしい時は疑ってみて、
おかしければ、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。
眼瞼内反症
目の瞼が、内側にめくれるままになっている病気です。
そのままにしておくと、目が擦れてしまって、角膜炎・結膜炎になってしまいます。
遺伝的で先天性がある病気。
進行性網膜萎縮症
網膜が萎縮する病気です。
パピヨンがかかりやすい病気の一つです。
読んで字のごとく、網膜が萎縮して、視力が落ち、少し暗い場所で物にぶつかるなどして行きます。
このような、場合はすぐに、動物病院へ連れて行きましょう。
パピヨンは、小さくて華麗なワンちゃんですが、病気になると弱いので、
普段からのワンちゃんとのコミニケーションやスキンシップが、大事になります。
いつもスキンシップなどを、密にしていれば早期発見できるので、
愛玩犬を長生きさせる為にも、いつも気にかけてあげて下さい。
最後まで、読んでくださりありがとうございました。