原産国：中国
体高：２０〜３０㎝
体重：５〜８㎏
毛色：色々な色があり、人気ではハニーゴールドで、
額部と尾部に白が入ったものが珍重されています。
シーズー犬は、本来長い毛を持つ犬種です。
動画のシーズーは、皆毛が長いですね。
日本でよく見る、シーズーは、短くカットされている犬が多いです。
まるで、毛の長いシーズーは別の犬種みたいですね。
出典：pixabay
シーズーの祖先は、チベット高原。
寒冷地仕様で、毛が長くなっています。
ラサ・アプソとペキニーズを交配して誕生しました。ラサ・アプソ画像↓
By ラサッソ (自分の仕事) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons
シーズーは、獅子狗（シーツーコウ）などと呼ばれ、宮廷や貴族の間で飼われていた犬です。
中国では、数百年もの間、王宮で飼われていた犬です。
１９３０年にイギリス人が、持ち帰りヨーローッパでお披露目されました。
ラサ・アプトと同種と当時は認識されていたようです。
目は離れていて、瞳は大きく、頭は幅広。
鼻の周りの毛が菊の花に見えることから、クリセンセマム・ドッグとも呼ばれているそうです。
性格
小型犬の中では、従順で、群を抜いて大人しく、穏やか。
社交性は大変よく、覚えが良い。
ごく稀に、かんしゃくを突然起こすことで知らている。
メンテナンス
毛が長く、もつれやすい為、一日に２回から３回のブラシングが必要です。
ショートヘアが多いのは、可愛さもありますが、手入れがしやすく清潔を保てる為。
シーズーは、脂性体質なので、肌や耳の問題が発生する事が多いので、
常に清潔に保つ事が必要。
基本的に、抜け毛が少ないので、飼育しやすい。
飼育のポイント
人懐こい犬ですが、わがままにならないよう、主従関係をはっきりさせる事が、
大切です。（飼い主のリーダーシップ）
活発ですが、高齢者・小児がいる家庭でも飼育可能です。
活発な性格で頑固な面もあります。
しっかりしつけをする事で、無駄吠えしない犬にする事が可能です。
頑固なので、しつけは根気よく行う必要があります。
かかりやすい病気
緑内障
眼圧が高くなる事で、角膜が浮腫を起こし、目が充血したり、動向が開いたりします。
角膜炎
ウィルスや細菌などが入り込み、角膜が炎症を起こす病気です。
目の周りを清潔する事が必要。
アレルギーの場合もありますので、動物病院で見てもらう事が大切です。
肛門周囲腺腫
雄のシーズーに発症するものですが、
肛門に硬いしこりができる病気です。
排泄が困難になりますので、
動物病院へ。
椎間板ヘルニア
シーズーは、食欲旺盛ですので、太りやすく椎間板を痛める確率が高いです。
また、年齢が高くなるにつれ、骨がもろくなり、神経が圧迫され、麻痺・痺れ・激痛などが
起こります。
食事のメンテナンスを注意して、予防する必要があります。
また、病気が発症した場合は、すぐに動物病院へ。
他たくさんあります。
病気の発見は、早期発見が大事です。
スキンシップを多く取る事で、病気の芽が発見しやすくなるので、
いつもコミニケーションを取っていただきたいと思います。
最後に
シーズー犬は、私から見ると、お嬢様とかお姫様のイメージがあります。
上品で高貴な感じなんです。
しかも、可愛らしい。
シーズー犬は、人懐っこいですから更に可愛さ倍増ですね。
どこかの記事で犬は、人間よりも人間らしいなんて記事がありました。
学者さんは、（米エール大学比較認知科学研究所のローリー・サントス所長）
あのエール大学ですよ！
そこには、
犬が「人に注意を払い、人と良好な関係を築き、人に寛大である」
つまり犬は、飼い主に意地悪な人を無視することで、飼い主の肩を持っているのかもしれない。
それが真実かどうかは、今後の研究に期待である。
このような、習性が人間と非常に似通っているそうなんです。
犬は、飼い主と周りの他者を凄く観察しているそう。
この関わり具合から、犬が今後どのように接するべきか、分析しているんですね。
シーズー犬は、私が知る限り、上記のような事を、鋭く観察している
犬のようです。
ですから、王宮や貴族の間でこのような特性が強い為、
人気で、手放せない魅力があるんではないかと思います。
シーズーに限らず、犬は人間のパートナーしては唯一無二の存在と思います。
ここまで、読んでくださりありがとうございました。
